お酢のクエン酸とアミノ酸

お酢には酢酸が多く含まれる事は説明しました、そして次に多く含まれるのがクエン酸とアミノ酸。
このクエン酸は人間の身体に重要な働きがあり、溜まった疲労を取り除いてくれる作用があります。
クエン酸には疲れの素となる乳酸を、化学反応により水と炭酸ガスに分解。
これはクエン酸サイクルといわれるもので、身体の燃焼循環を繰り返し、新たなエネルギーを生み出してくれるのです。

そして有名なアミノ酸。
お酢には10種類以上のアミノ酸が含まれていて、これらがお酢の旨み成分になっています。
アミノ酸は軽い甘みがあるのが特徴で、料理を味をまろやかにしたり、味にコクを与えてくれたりします。
煮物などにも少しお酢を垂らしたりしますが、あれは旨みや甘み、そして味に深みをだす為に入れるのです。